日本の人口と出生率は年々低下しそれに伴って労働人口も現象大きな問題であり、これからは男性、女性に関わらず実力や成果に見合った労働環境を整えていくことが必要です。


そういった議論が行われている中、このようなニュースが飛び込んできました。


私は先にも書いたように子育てをしながらの労働推進については大いに賛成です。
女性が結婚や出産を機に仕事を辞めてしまう現状は社会的に大きな機会損失となりうるからです。

しかし、事実として議会への関係者以外立ち入り禁止や子どもを議会に連れていくことの相談がなかったというのはいかがなものでしょうか。

もちろん問題提起という意味ではインパクトのある出来事になったことは確かです。
しかし、市議会議員という立場を考えれば、議論でこういった制度を整えるようにしていくことが大事なのではないでしょうか。
結果、議会は40分も遅れる事態となっています。


社会や制度を変えていくのには多くの人からの批判を浴びることもあるでしょうが、やはり常識から逸脱した行為を認められません。

私が危惧しているのは本当にこういった社会を望んでいる女性たちが皆、このような過激な行動をするのではないかと思われることです。
社会への問題提起は立派なものですが、同じ立場の多くの人間の肩身が狭い思いをさせるようなことは慎むべきだと思います。

女性が本当に活躍できる社会を作るためには制度ももちろんですが、私達の凝り固まった考えを改めていかなければいけない事実も忘れてはいけません。